市長あいさつ
皆さんこんにちは。昨日は節分でした。節分は、邪気を払うとともに、無病息災を願う行事であり、皆様も豆まきなど、伝統的な風習を楽しんだことと思います。こうした古くから伝わる風習を、これからも大切にし、次世代へと継承していくことが重要であると感じております。
また、本日は、暦では立春です。梅の花の便りが聞こえ始め、冬の寒さの中に春の訪れを感じることができます。しかしながら、まだまだ寒い日が続くとの予報も出ております。健康面では、インフルエンザの流行に、今後もしばらく注意が必要で、引き続き予防の徹底が求められています。手洗いやうがいでしっかり予防し、体調を整え、元気な春が迎えられるよう努めてまいりましょう。
土浦の雛まつり
「土浦の雛まつり」は、まちかど蔵 周辺の商店街、約100店舗等で、2月4日から3月3日まで開催いたします。
まちかど蔵では、商家に伝わる明治時代の雛人形を展示するほか、蓮の花托を利用した「霞蓮雛」など創作雛を展示します。また、周辺の商店や事業所では、さまざまな雛人形・雛飾りを展示するほか、お菓子、お茶のサービスや、和服来場者への特典などを、ご用意しております。
さらに、新たな企画として、雛まつりの展示スポットを巡る、デジタルスタンプラリーを実施いたします。参加していただいた方の中から抽選で、土浦ならではの素敵な賞品をプレゼントいたします。多くの皆様に楽しんでいただけるよう、お迎えの準備を進めておりますので、ぜひ「土浦の雛まつり」へお越しください。
上高津貝塚ふるさと歴史の広場テーマ展「時を翔けろ!いにしへの土浦」
このテーマ展では、令和4年度と5年度に行った埋蔵文化財発掘調査の成果を速報として展示いたします。
今回展示するのは、5つの遺跡からの出土品です。特に、神立町地内にあります古代遺跡である前神田遺跡からは、文字が書かれた土器である墨書土器が多数出土したほか、古代役人のベルト飾りといった貴重な資料が出土しております。
展示のほか、当館学芸員が調査遺跡の成果を報告する発表会や市内の文化財を歩いて巡るイベントなど企画しております。
市立博物館第46回特別展「まなびのかたち-江戸時代のキャリアデザイン-」
この特別展では、土浦藩主土屋家の殿さまや、商家の女性など、博物館の推し「13人」の生き方・仕事を通して、当時の人々が何をまなび、どのように生きたのか、そして、土浦がどのように発展していったのかをご紹介いたします。
今回の展示では、国指定重要文化財となっている茨城県立歴史館所蔵の「一橋徳川家関係資料」を含む201点の資料を展示いたします。そのほか、武士や庶民たち それぞれの「まなび」についての講演会も開催いたします。
この期間は、ちょうど桜が咲く季節であり、自然と歴史の両方を堪能できますので、ぜひ多くの方にお楽しみいただきたいと思います。