市長記者会見 令和6年8月1日

8月記者会見

 

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。梅雨が明け、本格的な夏となりました。連日猛暑日が続いております。災害級の暑さにより、熱中症の危険度もさらに増しています。屋外での活動はできるだけ控え、屋内においても温度や湿度に気を付けていただき、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症対策を心がけていただきますようお願いします。
 さて、パリ・オリンピックが先月末から開催され、連日の熱い戦いに興奮し、また、日本選手団の活躍する姿にたくさんの感動をもらい、私自身、大変刺激を受けております。今、まさに平和の祭典であるオリンピックが開かれている中ではありますが、いまだに戦火に晒され続けている方々もいらっしゃいます。
 また、我が国においては、79回目の終戦の日をまもなく迎えようとしております。本市では、広島で行われる平和記念式典に参加するため、7月30日、市立中学校の生徒代表8名と市民代表2名の平和使節団の結団式を行いました。9月21日に、人権や平和について考える催し「つちうらクローバーフェスティバル」を開催しますので、使節団に参加する生徒たちには、広島での体験談を報告していただく予定です。戦争の記憶が薄れていく中、その悲惨さを感じてもらい、平和の大切さを多くの方々へ伝えていただきたいと思います。

 

「子ども模擬議会および土浦市中学生サミット」について

 今年で27回目を迎える子ども模擬議会は、8月9日午後2時から開催いたします。今年は、市内の中学校・義務教育学校8校から、子ども議長として土浦第二中学校から1名と、子ども議員8名を各学校から1名ずつ選出し、計9名が参加します。「夢のある、元気のある土浦」の実現に向け、土浦の未来を真剣に考えた質問や提案を投げかけてくれます。若い世代から、今後のまちづくりにつながる意見を聴けることを楽しみにしております。
 また、本年度は、初の試みとして、子ども模擬議会終了後に「土浦市中学生サミット」を開催いたします。生徒同士の交流を通して、互いの知見を深め、今後の学校生活に還元するという取り組みでございます。各学校の代表者が、身近にある共通のテーマ「誰もが安心して生活できる学校をつくるために、わたしたちに何ができるのか」について話し合います。未来を担う中学生たちの活発な議論を期待しております。

 

「土浦道中絵図どうちゅうえず―描かれた水戸道中―」について

 本展覧会では、水戸街道の名でも知られ、土浦の陸上交通を支えた水戸道中の歴史を、延べ41点の資料とともに紹介します。特にご覧いただきたいのは、市指定文化財の「土浦道中絵図」です。
 この絵図は、18世紀中頃の水戸道中を、土浦藩主 土屋篤直つちやあつなおが描いたものです。この絵図の原本は、昭和63年の当博物館の開館記念特別展に公開しておりますが、本年より博物館所蔵となったことに伴い、今回、36年ぶりに絵図の原本を公開します。
 このほか、9月28日には、学習院大学の小口こぐち助教による講演会「描かれた水戸道中」を開催するほか、展覧会の記念イベントも行います。ぜひ皆さんでお越しください。以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

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  • 【更新日】2024年8月2日
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