市長記者会見 令和7年3月3日

記者会見3月

 

市長あいさつ

 この度、大船渡市における大規模な林野火災により被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。大船渡市民の皆様、被害に遭われ不自由な生活を余儀なくされていることと思います。一日も早い鎮火と、皆様の安全を心よりお祈りいたします。
 市では、2月27日より、消防職員の第1陣を、昨日は第2陣を派遣し、現地において消火活動を実施しております。今後も、職員を派遣する準備を整えております。
 さて、今週はちょっと寒い日が続くようですが、暖かい陽射しを感じる日が増え、桜の開花が待ち遠しい季節になりました。また3月は旅立ちの季節でもあります。卒業される皆様には、これまで学んだ経験を活かし、それぞれの思いや、夢、希望を持って、新しいことに挑戦していただきたいと思います。
 先月25日に、茨城県知事より、つくばエクスプレスの土浦延伸構想事業計画素案が公表されました。TXの土浦延伸は、長年にわたる私たちの悲願であり、市民の皆様の利便性が格段と向上することはもちろんのこと、茨城県のみならず、首都圏全体に大きなメリットをもたらす施策です。その中で今回、茨城県が発表した事業計画素案は、土浦延伸の実現に向けて、また一歩前進したことを意味しており、大変うれしく思っております。そして、私も、知事の考えと同様に、東京延伸と一体的に進めることで、地域経済の発展への起爆剤になるものと考えており、県との連携を密にし、2045年の開業に向けて、全力で、取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、明日(3月4日)開催されます、令和7年第1回市議会定例会に、提出を予定しております議案等でございます。今回は、報告5件、議案として条例や予算、補正予算など39件、諮問1件、合計で45件を予定しております。

一斉防災訓練「シェイクアウトつちうら」

 まず初めに、この度、初めて実施いたします一斉防災訓練「シェイクアウトつちうら」についてご説明いたします。地震や異常気象による大雨や大雪など、こうした災害に直面するたびに、私たちは、防災・減災の意識を再確認し、地域社会全体での取り組みがいかに重要であるかを痛感しています。
 この訓練は、地震から身を守るための行動、「まず低く」、「頭を守り」、「動かない」という安全確保行動を身につけること、そして、同時刻に大勢の人が、その場で参加することで、発災時の対応を確認することを目的として行います。
 また、「場所を問わない」、「時間がかからない」、「それぞれの場所で実施できる」という特徴があり、たった1分間でどこにいてもできる訓練となっております。一斉訓練は、3月10日午前9時46分に行いますが、ご都合に合わせて17日まで、任意の日程で実施いただいても差し支えございません。ご家族で、職場で、ぜひ多くの皆様に参加していただければと思います。

土浦市中学生交換交流事業パロアルト市派遣

 続きまして、「土浦市中学生交換交流事業パロアルト市派遣」についてご説明いたします。本事業は、次代を担う、国際感覚に優れた人材育成を図ることを目的に、本市の中学生と、姉妹都市であるアメリカ・パロアルト市の中学生が、相互の学校訪問やホームステイなど交換交流を行っているものです。
 平成7年度から始まり、延べ300人以上の中学生に参加していただいております。今回は、3月15日から24日までの日程で、市内在住の中学2年生、10名をパロアルト市に派遣いたします。
 派遣期間中は、パロアルト市の中学生のお宅でホームステイをしながら、日中は現地の学校に登校します。また、パロアルト市議会への訪問、ヨセミテ国立公園の見学など、アメリカの生活や歴史・自然に触れてもらいます。
 今回の交換交流を通じて、幅広い視野を養い、感受性豊かな時期に、お互いを理解し合うことは、未来を担う中学生にとって貴重な体験となるものと考えております。

土浦桜まつり2025

 続きまして、「土浦桜まつり2025」についてご説明いたします。今年は、3月20日から4月13日までの25日間開催いたします。期間中は、例年ご好評をいただいている「亀城公園」や「桜川」、「新川」のライトアップにて、夜桜の幻想的な魅力をお楽しみいただけるほか、新たな試みとして、二次元コードを使って桜の名所を巡る「デジタルスタンプラリー」を行います。
 また、訪れた方が桜の写真をInstagramに投稿する「ハッシュタグキャンペーン」や、同じくInstagramにて、土浦工業高校の生徒さんにより発信していただく「桜の開花状況」など、本市の桜の魅力をより多くの人へ発信してまいります。
 さらに、4月5日と6日には、亀城公園においてイベントを開催するほか、市内各所で協賛イベントを実施いたしますので、ぜひ、多くの皆様にお越しいただければと思います。

土浦市立図書館・土浦市民ギャラリー連携企画

 続きまして、「土浦市立図書館・土浦市民ギャラリー連携企画」について、ご説明いたします。土浦市民ギャラリーでは、3月25日から5月5日まで、土浦市立図書館との連携企画、「え かく また あした マンガ作家 山本美希展」を開催いたします。山本美希さんは、「文化庁メディア芸術祭」や「このマンガがすごい!2021」にて高い評価を受けるなど、注目を集めるマンガ家です。
 本展では、書き下ろしのテキストと原画82点により、山本作品の魅力に迫ります。また、山本さんは、現在筑波大学芸術学系の准教授として教鞭を執られていることから、併せて生徒の作品も展示いたします。
 期間中は、山本さんと、昨年度の「このマンガがすごい!2024」で第1位を受賞した作家 大白(おおしろ)小蟹(こがに)さんとの対談や、図書館での関連書籍展示なども併せて開催いたしますので、皆様どうぞお楽しみください。

「機動警察パトレイバー」と土浦市とのコラボ事業

 最後に、「機動警察パトレイバー」と土浦市とのコラボ事業についてご説明いたします。本市では、本市が舞台の一つとなっている「機動警察パトレイバー」とコラボし、これまで次々と趣向を凝らした取り組みを行ってまいりました。その結果、今では、全国のパトレイバーファンの皆様から「聖地」として大変注目されているところです。
 この度、新たに2つの取り組みを行います。まず、現在15種類あるデザインマンホールに、新たに3種類を追加いたします。新たに追加するマンホールは、3月12日から、きらら館で展示した後、土浦駅西口周辺に設置します。今回の3つのデザインは、既にアクリルキーホルダーで販売しているデザインで、ファンの間では人気となっているものとお聞きしております。
 続きまして、こちらをご覧ください。昨年12月に発売したところ即日完売となった、そば焼酎「土浦小町」のパトレイバー版でございます。作者である、高田明美先生書き下ろしの特別デザインの化粧箱入りで、本日(3月3日)より販売いたします。
 きらら館、まちかど蔵、小町の館の3か所で、税込み4,000円、限定120本を販売します。パトレイバーの世界観に浸りながら、そば焼酎「土浦小町」を堪能していただきたいと思います。

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広報広聴課

〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号 土浦市役所(本庁舎 3階)

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  • 【更新日】2025年3月4日
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