市長あいさつ
ようやく冬らしい澄んだ空気が感じられるようになり、イルミネーションの明かりがより一層キラキラと鮮やかさを増し、とてもワクワクしてくる、そんな気分になります。
さて、令和6年も早いもので、最後の月となりました。この一年は、J:COMスタジアムのスコアボードのフル画面LED化や、乙戸沼公園に、誰もが楽しめるインクルーシブ遊具の設置を行ったこと、仮称土浦スマートインターチェンジの事業化決定など、今年は特に、市長就任以来取り組んできました事業が、徐々に、実現に向け芽が出てきたと感じられる一年となりました。
また、海外都市との交流におきましては、アメリカのパロアルト市や台湾の台南市と積極的な交流を深めてまいりました。特に、台南市とは、2月に私が訪問させていただいたほか、11月24日に、職員2名が開府400年記念のマラソン大会にご招待いただき、完走してまいりました。12月7日と8日には、水郷桜イルミネーション会場にて、台湾提灯の設置や、台湾フェスティバルを開催するなど、交流を盛り上げております。
一方で、1月1日の能登半島地震、猛暑が長引く異常気象など、自然の脅威を強く感じた一年でもありました。市では、茨城県と連携し、桜川の浚渫による治水力の強化や急傾斜地の崩壊防止策を実施し、防災インフラの整備を進めるほか、新たに、洪水ハザードマップによる住民避難訓練や、市職員の災害時初動訓練を実施したところです。
今後も、市民の皆さんの未来を守るため、災害への備えを強く意識し、安心して暮らせるまちとなるよう、皆さんと共に取り組んでまいりたいと思います。
改めて、記者クラブの皆さまに置かれましては、今年一年の様々な報道、また、市政の情報発信等について、大変なご尽力を賜りました。誠にありがとうございました。新年も引き続きよろしくお願いいたします。
次に、12月3日に開催されます令和6年第4回市議会定例会に提出を予定しております議案等でございます。 今回は、報告6件、議案として条例や補正予算、指定管理者の指定など27件、合計で33件を予定しております。
第32回土浦ウィンターフェスティバル
今回で32回目を迎える「土浦ウィンターフェスティバル」を、12月6日(金曜日)から来年の2月16日(日曜日)まで、点灯時間は午後5時から10時まで、土浦市役所、土浦駅西口エリア、亀城モールなどに、約10万球を超えるイルミネーションを施し、土浦の冬を賑やかに彩ります。
今年は、メイン会場となるうらら大屋根広場に、シンボルツリーに加え、円錐型のイルミネーション「クリーミーライトコーン」を設置いたします。
開催初日の12月6日(金曜日)には点灯式を行います。土浦一高及び附属中学校の合唱部・吹奏楽部・弦楽部の演奏、土浦湖北高校のチアリーディング、市内で活動するK2 DANCEのダンスパフォーマンスなどのアトラクションや、キッチンカーも出店し、イベントに華を添えていただきます。また、12月22日(日曜日)には、クリスマスコンサートが行われます。
イルミネーションで彩られた、中心市街地にぜひお越しください。
土浦市障害者社会参加活動支援事業 障害者ふれあいワーク展示会
障害のある方の社会参加、および市民の皆さんの障害のある方に対する理解の促進を図るため、「障害者社会参加活動支援事業」の一環として、「障害者ふれあいワーク展示会」を、12月25日(水曜日)から翌年1月9日(木曜日)まで、市民ギャラリーにて開催いたします。
この展示会では、市内14か所の障害福祉サービス事業所が参加し、活動を紹介したポスターの展示や、一部事業所では、物品の販売を行います。
また、1825年に点字が考案されてから200年になることを記念し、12月27日(金曜日)には、市内で点訳などの活動を行うボランティアサークル「ひまわりの会」の協力により、点字の体験ができるコーナーを設置します。
多くの皆さんのご来場をお待ちしております。
令和7年土浦市消防出初式
新春恒例の土浦市消防出初式は、令和7年1月11日(土曜日)に開催いたします。
まず、クラフトシビックホール土浦において式典を実施し、場所を土浦港に移し、土浦鳶組合の皆様による、伝統芸である木遣り歌・梯子乗りを披露していただき、その後、消防車のパレードを行います。最後に、消防車両42台による一斉放水を行います。
本市の消防力を市民の皆様にお披露目する年に一度の機会ですので、ぜひご覧ください。
令和7年土浦市二十歳のつどい
令和7年の二十歳のつどいは、クラフトシビックホール土浦にて、令和7年1月12日(日曜日)午後1時30分から開催いたします。
今回の対象者は、平成16年4月2日から平成17年4月1日までに生まれの方1348名となります。
式典の内容は、市内各中学校から推薦を受けた代表で構成する「二十歳のつどい運営委員会」が中心となり企画運営をするもので、当日は、オープニングアトラクションなどの催しを交えながら進行していただきます。
市といたしましても、二十歳を迎える方の門出を祝い、励ますとともに、今後の活躍を祈念する式になるよう、運営委員とともに努めてまいります。