●一般介護予防事業 地域リハビリテーション活動支援事業 介護予防把握事業
大学在学中に「地域リハビリテーション」について学んだことをきっかけに、日常生活場面における健康支援や、地域づくりに興味を持ちました。授業の一環で土浦市保健センターの機能訓練事業を見学した際に、市役所にも、理学療法士や作業療法士が勤務し、市民の皆様の健康づくりに携わっていることを知りました。その際に接した理学療法士、作業療法士の、心のこもった対応や、参加者の笑顔を忘れることができず、「自分もいつか、土浦市役所で働きたい」と強く思うようになりました。
市民の皆様の「元気になった」という言葉や笑顔に、やりがいを感じます。これまで理学療法士として、高齢者の方向けの介護予防講座等を担当し、参加者の皆様のたくさんの笑顔や「体を動かすことが楽になった」などの言葉に、私自身も、元気をいただいてきました。今は、ボランティアや市内のリハビリ専門職の皆様などと協力しながら、高齢者の方向けの健康づくりイベントの企画・運営を担当していますが、参加者だけでなく、関わってくれた方々皆が、元気になれるようなイベントにしたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで大切にしてきた、「人と人とのつながり」や「社会参加」を生かした健康づくりができなくなった時に、無力感を感じました。この時の経験を生かし、今は、直接人同士がつながり、交流するイベントだけでなく、どんな時でも、健康づくりに関する正しい知識を得ることができるように、ホームページやSNS、広報紙等を生かした情報発信も、大切にしています。
土浦市役所で理学療法士を募集することを知った際には、大学新卒での入庁となることに不安もありましたが、実習で感じた思いを諦めることができず、思い切って、採用試験を受験しました。ご縁があり、土浦市役所に勤務することになりましたが、先輩職員の皆様が、必要な知識や技術を教えてくれ、サポートしてくれたおかげで、少しずつ自信をつけながら、業務を覚えることができました。行政は、あまり馴染みのない分野かも知れませんが、地域づくりなど、行政職ならではの魅力ややりがいが、たくさんあります。興味や関心のある方は、ぜひ、受験をご検討ください。
