●防火対象物(建物)の設備設置検査や使用開始検査
●防火対象物の確認申請や点検結果報告などの届出処理
私は消防吏員になる前、さまざまな職種を経験してきましたが、人のためになる仕事にやりがいを感じていました。将来のため安定した職業に転職しようと考えた際、幼い頃より公安職に憧れがあり、その中でも人の役に立てる仕事は消防職が最適だと思い、消防職を志望しました。消防職にも採用年齢に制限があり、消防職を志したときには受験可能な自治体が少なかったため、関東圏内で受験可能であった土浦市を受験しました。
まだまだ未熟なためやりがいを感じられることはあまりありませんが、勉強したことや訓練で失敗し学んだことを現場で活かすことができた時、失敗をしてもそこから学ぶことの大切さを実感します。これを積み重ね、やりがいと言えるよう成長していきたいです。
土浦市の消防吏員として採用されると約5か月間、茨城県の消防学校に入校します。消防吏員としての基本的な知識や技術を身に付けるため、消防法など様々な法律の勉強や、滝のように汗を流しながら訓練をしていました。約100人での集団生活のため、まとめるのに苦労したり、時間にも余裕がなく大変な日々でしたが、そこで得られた知識や経験は自分の糧になっています。
消防職は男性の仕事というイメージが強いですし、実際力不足だと感じることは多々あります。しかし、土浦市は庁舎が整備されていたり、周りの先輩方の理解や助けもあり、女性でも働きやすい環境にあります。また、受験に年齢制限はあるものの他の業種からの転職者もたくさん活躍しています。入庁後は消防活動、救急活動、火災予防など多岐にわたる業務があり、大変だと感じることもあるかもしれませんが、自分の努力次第で成長し続けられる魅力的な職種だと感じています。受験に際し様々な不安を抱えている方もいるかもしれませんが、一緒に学び成長していきましょう。
